ディベートのゲーム「Who would win?」をアップにして、団体戦でのディベート。
“アガリスクエンターテイメント所属俳優・塩原俊之が某バラエティ番組にて「売れない役者」としてVTR出演することの是非”
・某番組の場合。
・彼女と一緒に出演する。
・20〜30分のVTRを作成
・ギャラ有り(ここには書かないけど)
というどっかで聞いたようなオファーが来たと仮定し、肯定と否定でディベートしてみた。
問題を身近にしてみることでヒートアップをさせようという試み。
あと、やってみて淺越が「政策論争じゃなく価値論争だから泥沼になるよね」って言ってたけど、まさにそれを狙ったみたいなところがあった。なんせ今回の公演はそういう話になってくることだし。
そして、今回からテキストを使って稽古。
といっても新しいのじゃなくて過去作『ナイゲン』なのだけど。終盤・どさまわり(塩原俊之)と花鳥風月(矢吹ジャンプ)の二人での帰る前の会話〜議長が来て終幕するまで。
いやぁ、この稽古で久しぶりにお芝居をやりますね(←)
以下、雑感なので箇条書き。
・熊谷有芳、淺越岳人、前田友里子、野澤太郎は、第一声の時点でキャラがわかるのが強みである。そういう声色を使っていたからじゃなく、全然違うセリフ言わせても多分そのキャラに見えると思う。
・↑は強みであるけど、そこに甘んじてしまっていいのか…?という疑問もあり。
・熊谷さんと鹿島ゆきこが会話するシーンは、内容に関わらずなんかちょっとピリッとする。彼女ら自身にその意識はないし、別に仲悪いわけじゃないので、聞いてる方の勝手な思い込みなんだけど、それって要するに観客が無意識にそう思うってことよね。何かに使える。
声質やしゃべり方の微妙な「トゲ感」が共通しているのが原因か。
・熊谷さんと前田さんの喋り方に見られる「噛み合わなさそう感」(聞いてる方の思い込みだよ)は、異質すぎることによるもの。熊谷さんと鹿島さんの「若干ピリッとする感」は別のグループで同じポジションに納まってる人同士の“かち合っちゃった”に近い。
・塩原俊之はガチガチに演出して全然違う人物をやったほうが似合うんじゃないか?説。
・加藤隆浩さんにボソッとゼロの顔でツッコませる、という笑わせ方の手を発見したのだけど、これは果たして本編で使えるのかどうか…。
稽古とは別だけど、その後アガリスクハウスで沈と話していて、「国府台高校の監査委員長ってなにがやりたくてなるの?」と聞かれた。
「先生に規制されないように、生徒の内部に規制する機関を設ける。嫌われ者で誰も担わないなら自分がそれを引き受ける」ってことなんじゃないか、と答えたんだけど、もうそれ北斗の拳のラオウじゃん。監査委員長=ラオウ説。
沈は「2013年版の前に聞きたかった…」と言ってた。
あ、紅白旗合戦も国府台高校の生徒会の話なんで、なにかしらで「監査委員長」っていう役職の人間が出てきます。
そろそろ配役を決定しなければ、だ。